売り場の日常管理 ~ 具体的チェックポイント

こんにちは、吉井良平です。

 

今回は、お店の業務の中で、売り場の日常的な管理に関して学習していきましょう。

開店時にはきちんと整理整頓されていた売り場も、商品が売れてくると在庫が少なくなってきたり、お客さんがあれこれ触ったりして物が移動していたり、少しずつ乱れてきます。

 

売り場を維持することで、お客さんが商品を手に取りやすい環境が維持されます。お店の売り上げを上げるためには、快適な買い物ができる環境を保つことが重要です。

 

 

商品の補充

 

まずは、一番大事な商品の補充からです。商品が棚に無かったら、お客さんもその商品を買うことができませんし、お店の販売機会損失にもなります。

 

商品を補充することを、品出しともいいます。品出しをするタイミングは、

 

① 決められた時間 (例えば開店前、15時など、お店で定期確認すると決めた時間)

② 商品棚から、在庫が少なくなっている、または無くなっていることを発見したとき(欠品、品薄時)

 

です。

 

補充の基本原則

 

商品を補充する際には、2つの基本原則があります。1つは「先入れ先出し」で、もう1つは「前進立体陳列」です。

 

① 先入れ先出し

 

先に入ったものを、先に出す、という原則です。

商品は長く置いておくと劣化したり、消費期限がある商品の場合は廃棄ロスが出てくるので、先に入ったものから順番に売れていくようにする必要があります。

売り場の商品が少なくなって、バックヤードの在庫を取りに行く場合は、古いものから順番に店頭に出すようにします。

売り場でも、古い商品の方が手前にあるように陳列します。

 

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上手なお客さんは、消費期限や製造年月日を見て、新しい商品を選んで買っていったりすることもありますけどね!

 

② 前進立体陳列

 

お客さんが一番手に取りやすいのは、一番手前にある商品ですよね。

奥にある商品は、手前に前進させて、お客さんが手に取りやすいようにします。

前に出すので、前出し とよぶこともあります。(先ほどの先入れ先出しと同じことです)

 

また、一番手前に商品がたくさんあると、商品がたくさんあるように見えて、ボリューム感が出てきます。

箱型商品など、商品を積んで立体的に陳列する場合は、一番手前にたくさんあるようにします。

 

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手前の部分にボリューム感を出します

 

プライスカード・POP広告のチェック

 

プライスカード

 

お客さんが安心して買い物が出来るよう、売価の表示がきちんと行われているか、チェックします。

 

なお、売価表示に関しては消費税込みの総額表示をする義務があります。消費税を表示しない、外税方式での売価表示は認められていません。

プライスカードに1,000円と書いてあって、レジで消費税を計算して1,080円を取るということは、お客さんにとっては騙されたという感じになりますよね。

 

POP広告はきちんと置かれているか

 

POP広告とは、お店にある商品のそばにある広告で、その商品のおすすめポイントなどが書かれたものです。(後で、マーケティングの章で詳しく出てきます)

 

通常、ポップと呼んで、Point Of Purchase(購買の場所にある)広告という意味です。

 

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主にはこんな感じですが、いろいろ手の込んだPOPもありますよね

 

違う商品の近くにPOPがあると、お客さんは間違った商品を購入してしまうかもしれません。POPが正しい位置に置かれているか、破れたりしていないか、をチェックします。

 

店内の案内表示のチェック

 

店内には、いろんな表示がありますよね。

案内表示は、文字よりも絵の方が分かりやすいので、通常は ピクトグラム で表示されています。

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説明は・・・必要ないですよね

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この案内表示が汚れていたりすると、掃除をしたり、取り替えたりします。

 

その他、試験には出てきませんが、蛍光灯が切れていたら取り替えるとか、汚れている部分があると掃除したり、とか、いろいろありますよね。

 

日常的に売り場を維持・管理することで、お客さんの買い物しやすいお店になるのです!

 

まとめ

 

・商品を補充することを、品出しともいいます。

・商品補充の原則に、先入れ先出し、前進立体陳列があります。

・先入れ先出しは、先に入った商品から売れるようにすることです。

・前進立体陳列では、手前に商品を多くそろえて、ボリューム感を出します。

・売価の表示は、消費税込みの総額表示が義務付けられています。

・案内表示がされている絵のことを、ピクトグラムといいます。

 

今回は以上です。次回は、商品補充の前段階の発注と検収に関してです!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

昭和48年広島県生まれ。現在も広島に住んでいます。 趣味は音楽鑑賞(邦楽、洋楽問わず、クラシック、童謡も)、マンガです。エクセルを効率的に使う方法を紹介して、あなたのお役に立ちたいと思っています。