スポーツの大会運営を楽にする Excel テクニックまとめ

こんにちは、エクセル使いこなし隊 隊長の吉井良平です。

いろんなスポーツの大会の記録を、エクセルで作られている方も多いですよね。

今回は、大会運営に役立つエクセルのテクニックをまとめてみました。

 

・スポーツ少年団の保護者会役員になって、招待大会を開くことになった方

・学校の部活の顧問になって、クラブを強くしようと練習試合を開かれる学校の先生

など、初めて大会を運営される方向けに、お役にたてれば幸いです!

組分けに役立つテクニック

 

招待試合など参加チーム数が多い場合は、各会場ごとにチームを振り分けないといけませんよね。

時間があれば、抽選やあみだくじをして決めれば良いのですが、時間がない時はエクセルの関数を使うというのも一つの手です。

ランダム値を作るテクニック

まず、準備としてチーム名の一覧を入力しておきます。

その後で、名前は何でも良いのですが、「ランダム」という名前のタイトルを作ります。

大会運営1

タイトル行の名前は何でも良いです

で、チーム名の横に、ランダム値を発生させる関数、RAND関数を入力していきます。

入力するのは、=RAND() だけで、一番上の行に入れたら、後は一番最後のチームまで計算式をコピペします。

大会運営2

オートフィルでコピペできます

あとは、ランダム値で並べ替えをすれば、ランダム順の並びになります。

大会運営3

ランダム値で並べ替え

 

組分けのテクニック

1つの会場に4チームとか決まっている場合は、先ほどの並べ替えをした表から、順番に4チームずつ拾っていっても大丈夫です。

ただ、チーム数や会場数が多い場合は、数を数えるのも面倒だったりしますよね。

そんな時には、関数を使って組分けをしてみましょう。

 

まず、並べ替えた順番で、1から順番に連番をふっておきます。

大会運営4

連番をふります

この連番を、会場ごとのチーム数で割ります。

小数点が出ると困るので、この場合はROUNDUPという、割り算の結果を切り上げする関数を使います。

会場ごとの定数で割って切り上げ

会場ごとの定数で割って切り上げ

これで会場ごとに、チームの割り振りができましたね!

あとはフィルターなどを使って、振り分け結果をコピペするだけで組み分け表ができます。

 

結果の集計に役立つテクニック

 

結果の集計は、競技ごとにいろいろな集計方法があるので、各競技で共通して使えそうなテクニックを紹介します。

 

得点から勝ち負けを判断するテクニック

星取表などを作る際に、得点さえ入力すれば、○や●を入力しなくてよくする方法です。

得点から勝ち負けを判断するには、IF関数という関数を使います。

得点が多いと○、少ないと●

得点が多いと○、少ないと●

上記の例だと、左側の数字が右側の数字より多い場合には○、それ以外の場合には●という式になっています。

ルール上引き分けがない競技であれば、これだけの式で、勝ち負けの判断ができます。

 

サッカーなどは引き分けのルールがあるので、ここにもう一つ ”もし得点が同じであれば△” という条件を付け加える必要があります。

ちょっとややこしくなりますが、元々のIF関数に、さらにIF関数を付け加えることで対応可能です。

計算式は、=(IF関数,(IF関数))という計算式になります。

大会運営7

ちょっとややこしいですけど・・・

 

勝ち負けの記号から勝ち点を計算するテクニック

 

サッカーなどは引き分けがあるので、勝ち点を計算する必要がありますよね。

勝ち点を計算する際は、先ほど作った記号の数を数えていきます。

記号の数を数える際は、COUNTIFという関数を使います。

目で追って数えるよりも早くて正確なので、集計にはエクセルの力を借りましょう。

*数の数え方については、別記事でも詳しく紹介しています。「カウント関数は使わない?数え方の4つの方法

何勝何敗という数字を数える場合は、COUNTIF関数で○と●の数を数えるだけで大丈夫です。

サッカーの場合は、勝が3点、引き分けが1点という計算になるので、少しややこしいですがCOUNTIFで数えた○の数に3を掛けて、△の数を足すことで計算できます。

大会運営8

これも少しややこしいですけど・・・

少しややこしいですが、チーム関係者にこういったことが得意な方がいるはずなので、そういった人の力も借りてオリジナルのフォーマットを作っておけば楽ちんです^^

 

順位を表示するテクニック

勝ち点だったり、勝率だったり、タイムだったり、いろいろな基準がありますが、データを利用して順位を表示するには、RANK関数というのを使います。

=RANK(数値,範囲,順序)という計算式で、順序の部分を省略すると降順(大きい順から)、1を指定すると昇順(小さい順から)の順位が出ます。

数式をコピペする際に、範囲の位置がずれないように絶対参照にしておくことを忘れないでくださいね。

*絶対参照については、別記事でも紹介しています。「魔九郎君のエクセル講習3日目

大会運営9

順位は、並べ替えができたらその方が分かりやすいですけど

 

勝ち負けを分かりやすくするテクニック

勝った方のチーム名を赤字にするなどして、勝敗を分かりやすくするためには、条件付き書式の機能を使います。

ホーム → 条件付き書式 → 新しいルール と操作してください。

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条件付き書式の設定

数式を使用して、書式設定するセルを決定 → 数式の部分に得点が多い方という条件を設定 → 書式を設定する(文字色を赤にするなど)

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数式を使用して書式を設定

条件付き書式の設定の際は、数式を入れる際に、自動的に絶対参照になります。

他のセルに書式をコピーをする場合には、絶対参照を外すのを忘れないようにしてくださいね。($マークをトル)

 

大会が終わった後に役立つテクニック

 

大会運営に関するアンケートをとる場合には、Googleフォームを使ってみるのも良いと思います。

大会プログラムにQRコードを印刷しておけば、自分の試合が無い時で、手持無沙汰な時に書いてくれる人もいるかもしれませんよ。

エントリー用紙の代わりにGoogleフォームを使うことができる場合は、活用してみても良いと思います。

Googleフォームの使い方 ⇒ 初めてのGoogleフォーム:作り方と活用方法を紹介します

 

終りに

 

現段階で思いつく限りのテクニックをまとめてみました。

私はスポーツ用品の会社で働いていたので、大体は網羅できているんじゃないかと思いますが、まだまだ困っていることがあるかもしれません。

もし分からないことがあれば、遠慮なく連絡くださいね。

特殊なものは有料になるかもしれませんが、一般的なものでしたら回答して記事にします^^

 

2 件のコメント

  • ゲートボール成績表のエクセル関数について
    ゲートボールは4チームによるリーグ戦です。4~5コート程の競技会で総合得点で順位(①勝数、②得失点差、③総合得点の順)を決めます。順位は得点を入力するだけで済むように関数を使用しています。1コートでの対戦結果得点が全く同じ場合「内容勝ち」(サッカーではFK,ゴルフではプレーオフに相当)というルールがあり便宜上勝者にプラス0.1加算し処理を行っていますが時折この処理が順位に不都合を生じさせます。
    例えば、下記チームの総合成績は
    Aチーム ①勝数:2 ②得失点差:7.1 ③総合得点:34
    Bチーム ①勝数:2 ②得失点差:7  ③総合得点:38
    この場合実際の順位はBチームが上位になるはずですがAチームは同点の際プラス0.1加算している為総合順位ではAチームが上位となってしまいます。
    これを解消する方法(関数)はあるのでしょうか?
    御教示戴ければ幸いです。
    なお、この現象が発生する頻度はそれ程多くはないので高価になるようであれば導入を取り止めます。
    以上、宜しくご検討願います。

    • 確認が遅くなって申し訳ございません。

      ①勝数 ②得失点差 ③総合得点 ④内容勝ち

      というように、4つ目の基準を作るのが良いと思います。(便宜上0.1を足す、ということではなく、基準をもう一つ作る)

      具体的なフォーマットが分からないので、フォーマット上できない解決法かもしれませんが、取り急ぎ連絡させていただきますね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    昭和48年広島県生まれ。現在も広島に住んでいます。 趣味は音楽鑑賞(邦楽、洋楽問わず、クラシック、童謡も)、マンガです。エクセルを効率的に使う方法を紹介して、あなたのお役に立ちたいと思っています。