マーチャンダイジングを学ぶ前に商品のことを知ろう!

どうも、吉井良平です。 今回から、「マーチャンダイジング」科目に入っていきます。ケッコー進んできましたよ。この調子で行きましょう!

 

しかし「マーチャンダイジング」とか、英語からきた言葉が多くて、分かりにくくて困りますね。

マーチャンダイジングとは、(次回やりますが)「商品を仕入れて販売するまでの活動」です。

で、マーチャンダイジングとは何か、という話をする前に、「そもそも商品とはなんでしょう?」と、商品のことについて学んでいきましょう。

 

商品とは?

 

かんたんに言ってしまうと「お金で売られているすべてのもの」です。

 

一番分かりやすいのは、形があるもので、スーパーで売られている食材や、ドラッグストアで売られている薬、あなたが着ている服、このブログを読んでいるパソコン(かスマホ)、高いものだと車とか家とか、とにかく形があるすべてのものです。

形があるもののことを、「物財」(ぶつざい)と呼びます。

 

形がないものは、「サービス」といいます。

クリーニングや、旅行代理店で売られているツアー、銀行の金融商品、テレビなどで得る情報、塾などの教育、修理などの技術などなど。

サービスの特徴は、「目に見えない」「人によって品質が変わる」などです。

 

商品とは、「消費者(顧客)には満足を与え、販売する側には利益をもたらすもの」のことです。

 

商品の3つの分類

 

物財とサービスがある商品ですが、販売士の範囲で扱うのは、ほとんど物財(モノ)の方です。

モノにもいろいろあるので、消費者の買い方によって3つの分類に分けられています。

① 最寄品(もよりひん)

習慣的に、ほとんど考えずに買っている商品のことです。

野菜、肉、魚、牛乳等々の食材や、ビールとか、トイレットペーパーとか、歯磨きとか、商品を選ぶのにあまり考えたりしないですよね?

よく考えても、数十秒ぐらいで、「どちらのトイレットペーパーを買おう」とかで10分も悩む人は、まずいません。

スーパーやコンビニで売られているものをイメージしてもらえれば分かりやすいですが、「値段が安い」「購買頻度が高い(よく消耗してよく買う)」ものを、最寄品といいます。

最寄り品

 

② 買回品(かいまわりひん)

ちょっと考えてから、その他の商品と比較しながら買う商品のことです。

例えば洋服なんかは、「この服とこの服のどちらが似合うか?」を試着してから買うことが多いですよね?

靴とか時計とかも、どちらが良いかしばらく考えたりすることもあります。

「値段が中ぐらいかちょっと高い」「購買頻度も中ぐらい」のものを、買回品といいます。

大体、5000円以上〜10万円ぐらい、数年に一回買い替えるぐらい、というイメージです。

買い回り品

③ 専門品

ものすごく考えてから、いろいろ比較したりして、時間をかけながら購入する商品です。

家とか車とかが代表例で、その商品を買うこと自体が人生の一大イベントになる商品で、「値段はとても高い」「購買頻度は少ない」商品を、専門品といいます。

専門品

最寄品と買回品は、どっちがどっちだっけ?と覚えにくいかもしれませんが、「最」がついている方が最も身近、と覚えると、ちょっと覚えやすいです。

 

商品の品質

 

世の中にはいろんな商品があって、じゃあなんでその商品を選んで買ったのかを考えると、「その商品が良いかどうか」「その商品を買って満足するのか」を考えて買っているはずです。

あなたはなぜ、ククレカレーじゃなくてボンカレーを買ったのか? アンドロイドじゃなくてiPhoneを買ったのか? 家の車はなぜ日産じゃなくトヨタなのか? などなど、ちょっと思い出してくださいね。

 

その商品に求めているもののことを、「品質」といいます。

 

品質には3つのレベルがあって、

 

① 一次品質

その商品が実用的かどうか、の品質です。

例えば、ハサミは切れないとどうしようもないですね。ボールペンも書けないと駄目です。時計も時間を示さなかったら意味ないし、車も走らなかったらただの箱です。

② 二次品質

その商品が、自分にフィットしているのか、の品質です。

これはデザイン、見た目によるところが大きくて、例えば冬に「暖かい服」を買うにしても、コートを買うのか、ダウンジャケットを買うのか、じゃあ色は何にしようか、とか、生活スタイルや好みによって変わってきますよね?

子供だったら、ランドセルは「教科書を入れるもの」という一次品質があって、その上に「赤がいい」「ピンクがいい」「黒がいい」とか、自分の好みがあります。

消費者の生活スタイル、好みにフィットするかが、二次品質です。

③ 三次品質

その商品が持つ、社会的価値、世の中での評価、の品質です。

よくブランド、ブランドといいますが、ロレックスの時計、シャネルの香水、ベンツの車などなど、商品自体に「お金持ち」という評価がついてきていますよね。

品質の三次元

 

機能と性能

 

一次品質は、「実用的かどうか」が基準ですが、実用的にも2段階あります。

ハサミだと、「切れる」というのがまず実用性の最初にあって、次にどのように切れるのか、「よく」切れるのか、「長いものも」切れるのか、とかいう程度の問題がありますよね。

その商品そのものが持つ実用性のことを「機能」といって、その程度のことを「性能」といいます。

機能に加えて性能があることで、一次品質に対しての満足度合いが変わってきます。

 

ボールペンだと、「書ける」という機能に、「インクがかすれない」や「なめらかに書ける」という性能がある。車だと、「走る」という機能に、「燃費がよい」とか「大人数が乗れる」という性能がある。冷蔵庫だと「冷やす」という機能に、「省電力」とか「たくさん入る」とかの性能がある。

など、機能と性能があるということを、覚えておいて下さいね。

 

機能性能満足

 

意匠、商標

 

二次品質は、デザインによるところが大きいので、デザインには意匠(いしょう)というものがあって、そのデザインが真似をされないように、法律で保護されています。(これを意匠登録制度といいます)

三次品質はブランドによるところが大きいので、ブランドには商標(商標)というものがあって、これも真似されないように、法律で保護されています。

なので、勝手にシャネルのロゴを付けて化粧品を販売したら、犯罪となって捕まります。

 

一昔前までは、バッタものはそれなりにありましたけど、最近は取り締まりが厳しいのでほとんど日本国内では見ないですね。

海外に行けば、まだバッタものも良くあります。気になる方は、「中国 ミッキーマウス」で検索してみて下さいね〜

 

 

まとめ

 

・商品には、物財とサービスがあります。

・サービスは、目に見えないもので、人によって品質が変わるものです。

・最寄品とは、消費者があまり考えずに買う商品のことです。

・買回品とは、消費者がそれなりに考えて買う商品のことです。

・専門品とは、消費者がものすごく考えて買う商品のことです。

・商品の一次品質は、その商品の実用性のことです。

・商品の二次品質は、その商品が消費者にフィットするかどうか、ということです。

・商品の三次品質は、その商品が持つ社会的価値のことです。

・一次品質は、機能と性能があります。

・二次品質は意匠によって、三次品質は商標によって、法律で開発者が保護されています。

 

今回は、ソギュウ(チキンタイプ)がお届けしました!

にわとり

自画像はあまりに気持ち悪かったので、今日はかわいいイラストです♪

(イラストacさん)

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ABOUTこの記事をかいた人

昭和48年広島県生まれ。現在も広島に住んでいます。 趣味は音楽鑑賞(邦楽、洋楽問わず、クラシック、童謡も)、マンガです。エクセルを効率的に使う方法を紹介して、あなたのお役に立ちたいと思っています。