商店街とショッピングセンターの分類と特徴を知ろう!

どうも、吉井良平です。

 

第8回から11回まで、専門店、スーパー、百貨店、コンビニ等々の、いろいろな小売業を見てきましたが、今回は買い物をする”場所”として、商店街とショッピングセンターを解説していきます。

 

商店街とショッピングセンターの違い

 

商店街とショッピングセンターの違い・・・は、感覚的には分かると思いますが、定義としては

商店街とは、 自然発生的に出来たもの

ショッピングセンターとは、 計画的に作られたもの

となっています。

 

商店街は、鉄道の駅や、昔々の道など、交通が便利なところに、お店が自然に集まって出来たものです。

対して、ショッピングセンターは、デベロッパー が、ここに商業施設を作ろう!と計画して作ったものです。

デベロッパーは、開発業者のことで、不動産会社であることが多いです。(ディベロッパーともいいます)

代表例でいうと、船橋の”ららぽーと”というショッピングセンターは、三井不動産がデベロッパーとして計画しています。

 

また、お店や飲食店などが集まっていることを、商業集積 といいます。

先ほどの例を言い換えると、商店街は自然発生的商業集積、ショッピングセンターは計画的商業集積です。

どこで買い物したのかな?

 

商店街の現状

 

商店街は、” シャッター通り ”という言葉があるぐらいで、とても厳しい状況が続いています。

商店街が衰退している原因としては、

① 中心市街地の人口減少 (人口が、中心部から郊外に移った)

② 郊外に大型のショッピングセンターや、ロードサイド型店舗ができてきた

③ インターネット販売など、いろんな販売形態ができてきた

などがあります。

第8回の業種型専門店のところで見たように、商店街には魚屋、肉屋、八百屋、本屋、洋服屋・・・等々の業種型専門店が多いので、後継者難ということもありますよね。

 

商店街実態調査報告書のデータより

 

平成24年度の商店街実態調査報告書から、グラフを作ってみました。

商店街あたりの空き店舗率は、どんどん上昇しています。(平成24年度で、6店舗、14.6%)

 

graph29

 

アンケートで景気を聞いても、あまり良くない回答が多いですね。

 

graph292

繁栄している(1.0%)、繁栄の兆しがある(2.5%)というのはわずかで、衰退の恐れがある(33.0%)、衰退している(43.2%)ということで、8割に近い商店街が衰退の方向にあります。

 

もちろん、何もしないと衰退するばかりなので、お祭りをやって商店街の魅力を高めたり、公共施設を誘致したり、チェーン店に加盟したりと、いろんな取り組みを行なっている商店街もあります。

 

福引

共同で福引きをやったり

 

ショッピングセンター

 

ショッピングセンターは、計画に作られたものですが、さらにいくつかの条件があります。

・店舗面積が、1,500m2 以上

・テナントが10店舗以上(キーテナントのぞく)

・テナント会があり、広告宣伝、共同催事など、共同活動を行なっていること

キーテナントとは、中心となるテナントのことです。

駐車場

駐車場が充実しているのも、ショッピングセンターの特徴です

 

ショッピングセンターの分類

 

ショッピングセンターも大小さまざまなので、大きさによって分類があります。

 

① 近隣型ショッピングセンター (ネイバーフッド型:NSC)

小規模なショッピングセンターで、スーパーマーケットにドラッグストア、ホームセンターが組合わさった形になっています。

日常必需品が商品の中心で、モール(通路)は屋外にあることが多いです。

*モールとは、通路のことです。ショッピングセンターのことを、ショッピングモールとも言いますよね。

②  地域型ショッピングセンター (コミュニティ型:CSC)

中規模なショッピングセンターで、総合品揃えスーパー(GMS)に加えて、衣料品や家電などの取り扱いもあります。

テナントは、20〜30店舗あります。

③ 広域型ショッピングセンター (リージョナル型:RSC)

店舗面積が15,000m2を超える、大型のショッピングセンターです。

GMSや百貨店に加え、キーテナントが2つ以上入ってきます。

家や車などの高額品以外は、大体そろえることができます。

④ 超広域型ショッピングセンター (スーパーリージョナル型:SRSC)

店舗面積が30,000m2を超える、超大型のショッピングセンターです。

映画館などの娯楽施設も入ってきます。

 

皆さんのお近くのショッピングセンターはどのぐらいでしょう?

日本SC協会のホームページから、いろんなお店の大きさを見てみるのも、面白いですよ。

 

商圏 品揃え キーテナント
近隣型 1〜2万人 生活必需品 スーパー、ドラッグストア
地域型 3〜10万人 生活必需品+衣料など GMSなど
広域型 10〜20万人 嗜好品が増える GMS、百貨店など
超広域型 20万人以上 嗜好品が増える GMS、百貨店、カテゴリーキラーなど

 

まとめ

 

・商店街は、自然発生的にできた商業集積です。

・ショッピングセンターは、計画的に作られた商業集積です。

・商店街の多くは衰退していっています。

・ショッピングセンターは、店舗面積が1,500m2以上です。

・ショッピングセンターは、規模により近隣型、地域型、広域型、超広域型に区分されます。

 

本日は、ソギュウ(カープファン)がお届けしました!

jicarp

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

昭和48年広島県生まれ。現在も広島に住んでいます。 趣味は音楽鑑賞(邦楽、洋楽問わず、クラシック、童謡も)、マンガです。エクセルを効率的に使う方法を紹介して、あなたのお役に立ちたいと思っています。