無店舗販売とは何ぞや? 実例から理解しよう!

こんにちは、吉井良平です。

 

前回は、小売業にはいろんな種類があるという話でしたが、今回はいろんな小売業のうち、無店舗販売(むてんぽはんばい)を解説します。

 

前回のおさらい

 

小売業にはいろんな分け方がありますが、「一定の場所にお店があって、そこで対面で販売をしているか」で分けると、店舗販売と無店舗販売があります。

店舗販売は、いわゆる普通のお店で、そこに行って買い物をするお店です。今回は、ちょっとイメージがしにくい無店舗販売の話です。

 

無店舗販売の種類

 

無店舗販売には、3つの種類があります。

① 訪問販売

② 移動販売

③ 通信販売

 

訪問販売

 

訪問販売とは、販売者が個人の家や会社などを訪問して、販売をするスタイルのことです。

販売する側からすると、お店があると誰かがお店にいないといけないですし、また遠くまで出かけていって話をすることもできません。

その点、訪問販売であれば、エリアを気にせずに商売が出来ますし、お客になってくれそうな人(見込み客)に集中した営業活動ができます。

 

ただ、お店がないということは、商品を売りつけたら終わり、ということも良くあり、悪徳業者がいることも事実です・・・

houmon

「訪問販売」で無料イラストを探しても、こういうのばっかり出てきます。中には良い人もいる、ということをちゃんと書いておきます!

特定商取引法というものがあります

 

やっぱりお店が実際にあると、地域とのつながりがあるので、なかなか悪いこともできませんが、お店が無いと悪いことをしてしまうのも人間の悲しいところです。

なので、押しつけ販売などの悪いことが起こらないよう、特定商取引法 というものがあります。

この特定商取引法で、

① 販売者は事業所名と商品を明らかにしないといけない

② 販売にあたって、書面を交付しないといけない

③ 虚偽(きょぎ、ウソのこと)や誇大な広告や、行き過ぎた勧誘の禁止

が、決められていて、特に訪問販売に関しては クーリングオフ という制度があります。

 

クーリングオフ制度では、商品を買ってしまった後でも、8日間以内 であれば、解約をすることができます。

 

ちょっと余談です

 

もし訪問販売で商品を買ってしまって、返品を業者に申し入れても、なかなか解約に応じてくれないこともあります。販売業者もこうした解約の依頼への対応に慣れていて、買った方は初めてなので、どうしても販売業者の方が上手なことが多いと思います。

そういう場合は、泣き寝入りするんじゃなくて、行政書士という職業の方に頼むのが良いですよ。

行政書士も解約のプロなので、ほぼ間違いなく解約してくれます。(その分、手数料はかかりますけど)

 

・・・というのも、実は僕も昔、訪問販売でふとんの業者がやって来て、おかしいおかしいと思いつつも、その時急いでいたのもあって、その訪問販売の人に帰って欲しくなって、ついつい購入してしまったのです。(45万円)

で、いくらなんでもおかしいので、(というか、そのすぐ後に行った飲み会で相当バカにされた)、解約しようと思って連絡したところなかなか応じてくれませんでした。

で、知り合いに行政書士がいたことを思い出して連絡したら、「あー、そこは悪徳で有名なところなんだよ」とすぐ対応してくれました。本当、すぐでしたね。

もしそんなことがあって困ったときは、専門家に相談して下さいね。

 

移動販売

 

これは、軽トラックなんかに商品を積んで、販売してまわるスタイルのことです。

石焼き芋なんかは、イメージしやすいですかね〜

最近は、田舎でお店が近くにないところで、移動スーパーというのもあります。

Matsugen_fresh_supermarket_car

(画像は、ウィキペディアよりいただいています)

通信販売

 

販売者が、新聞やテレビ、インターネットなどのメディアで宣伝をして、お客は電話・メールなどの通信手段を使って購入するスタイルです。

これも普段から目にしていると思いますので、分かりやすいと思いますが、具体例として画像を入れておきますね。

(購入して下さいということでは全くなくて、ただ例として載せているだけです

(新聞からスキャンした画像。僕自身は、健康食品はあまり好きではないのですが。)

sinbun

テレビショッピングといえば、ジャパネットですね〜。45秒でプレゼン完了。さすがです。

(新しい動画と入れ替わったようで、動画は削除しました)

 

通信販売も特定商取引法の対象になっています。

広告での事業者の表示義務、誇大広告の禁止、申し込みに対する承諾を通知する義務などがあります。(クーリングオフはありません)

 

ネット販売

 

ネット販売は通信販売の一種ですが、インターネットの普及とともに急速に発展してきています。

ネット販売にもいろいろと特徴があって、販売ノウハウもありますが、まだそこまでは販売士3級の対象にはなっていないようです。

ネット販売に関しては、

① 特に携帯電話を使用した販売の場合、モバイルコマース と呼ぶ。

② 通常の店舗もやりながら、インターネット上にも出店をしていることを、クリック&モルタル と呼ぶ。

ということを、頭の中に入れておいてください。

ネット販売の分類

 

先ほどのクリック&モルタルで出てきましたが、実際のお店もやりながらインターネット上にお店を出している場合を、店舗型 とも呼びます。

対して、実際のお店がなくてインターネット上にしか店がない場合を、倉庫型といいます。

 

店舗型は、通常のお店をやりながらなので投資が必要ありませんが、バックヤードから商品を運ぶ(これをピッキングといいます)人を雇う、人件費は必要です。

倉庫型の場合は、倉庫をつくるための設備投資が必要になります。

 

まとめ

 

・無店舗販売には、訪問販売・移動販売・通信販売 があります。

・訪問販売は、特定商取引法で規制がされています。

・訪問販売は、購入後8日間はクーリングオフが可能です。

・通信販売も、特定商取引法で規制されています。(クーリングオフはなし)

・ネット販売には、モバイルコマース、クリック&モルタルという言葉があります。

・ネット販売で、実際のお店をやりながらネット販売も行なうことを、店舗型といいます。

・ネット販売で、実際のお店がない場合を、倉庫型といいます。

 

 

本日は、ライオンソギュウがお伝えしました。ガオー!

liony

僕自身は草食系ですけどね!

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ABOUTこの記事をかいた人

昭和48年広島県生まれ。現在も広島に住んでいます。 趣味は音楽鑑賞(邦楽、洋楽問わず、クラシック、童謡も)、マンガです。エクセルを効率的に使う方法を紹介して、あなたのお役に立ちたいと思っています。