こんにちは、吉井良平です。
魔九郎君のエクセル講習 5日目、今日はエクセルの関数の中でも王様と言ってよい「VLOOKUP関数」と、ピボットテーブルです。
この2つを使いこなせるかどうかで、エクセルの使い方が大きく変わってきます。
エクセルが、単なる表作成のソフトから、データ分析が出来るソフトになります。
新入社員の方、だまされたと思ってこの2つは、早いうちにマスターしておいてくださいね。
魔九郎エクセル講習 5日目
これまでは座敷わらし君にやってもらってたんだがな、どうも姿が見えないとやりにくいのでな。
なんだか大変そうな仕事が増えてしまった・・・
VLOOKUP関数を使おう!
この前も、エクセルで A4 1枚の会議資料を作るのに、全部フォントサイズ 18で文字数を減らしてきたんだよ。エクセルをパワーポイントとして使う人だからね。
まぁ、勉強する機会が増えたと思って、前向きにやっていこう!
今日使うエクセル教材

ファイルの中に、人口シートと、面積シートがあるよね。面積シートにあるデータを、人口の横に持ってこよう。
VLOOKUP関数
違う場所にあるデータを、同じ文字を探し出して、そのデータを引っぱってくる関数です。
=VLOOKUP(検索する値,検索する範囲,その範囲の何番目の列か,検索方法)
違う場所にある表から、縦方向(Vertical)にデータを探す(Lookup)するので、VLOOKUP関数といいます。
例えば、品番から商品明細や単価を表示させたり、伝票番号から伝票明細を表示させたり、ちょっとした自分仕様のシステムを作ることができます。
引数(ひきすう:カッコの中にある関数の動きを指定する部分)が多いので、最初はややこしいですが、ぜひマスターしましょう! |
じゃあ、前回の割り算の復習で、人口を面積で割って人口密度を出してみよう。

けど、 0.06473 って数字になってますよ。

英語表記に関しては、ID列から検索していくよ。
・英語表記を検索する場合のダイアログボックス

同じように、担当支店も入れていけば良いですね。
「エリア」シートに、ウチの会社の都道府県別担当支店があるから、こういう場合にもVLOOKUP関数が使えるね。
ここまでで、こういう表が出来ました。

ピボットテーブルを使おう!
集計にはいくつかやり方があるけど、ピボットテーブルを使うのが一番かんたんだよ。
ピボットテーブルとは
エクセルのデータを、複数の項目で集計する方法です。 集計の方法は、他にもやり方がありますが、まずはピボットテーブルを使ってみてください。これ以外の集計方法は、そのうちに覚えれば大丈夫です。 |
超早いじゃないですか!
僕も、最初この方法を知ったときは、あまりの簡単さに驚いたよ。
エクセルでデータを分析する場合には、必須のテクニックなので使いこなしてね。
次は、今日集計したデータをもとに、グラフを作ってみよう。
今日の数式が入ったエクセルはこちら

エクセルの機能の中でも、一番使える種類のものなので、ぜひ使い倒してくださいね。
VLOOKUP関数は、特に重要なので、また別の記事も書いています。
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