医薬品・衣料品・化粧品に特有の販売方法を知ろう!

こんにちは、吉井良平です。

 

販売士3級講座の第4回目は、主要商品の流通ということで、医薬品、衣料品、化粧品です。

通常の商品の販売と、ちょっと違うところがあるので、要点だけを整理していきましょう。

 

医薬品

 

医薬品は、健康にかかわるものということで、販売に対して決まりがあります。

(薬機法という法律です。略さないと、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」という長い名前。)

 

販売店の種類

 

医薬品の販売店は、大きく分けて薬局と、ふつうのお店(ドラッグストアなど)の2種類です。

(試験には出てきませんが、家庭用常備薬の補充、というのもありますね)

 

薬局は、医者にかかった後に処方箋(しょほうせん)で薬を調剤してくれるところです。レジの後ろ側に、薬を調剤するところがあります。

医者にかかったことが無い人はあまりいないと思うので、これはイメージしやすいですよね。

 

これに対して、ドラッグストアでは薬として商品になっているもの(一般用医薬品)を販売しています。

 

一般用医薬品の種類

 

一般用医薬品には種類があって、副作用の強さによって3段階に分かれています。

 

第1類: 副作用 

第1類は副作用が強いので、販売をするのに 薬剤師 という専門の資格が必要です。

薬剤師がいないと、ドラッグストアなどでは販売することができません。

私が知っている薬だと、ロキソニン(鎮痛剤)やガスター10(整腸剤)は、第1類になっていました。

第2類: 副作用 

第2類からは、登録販売者 の資格を持っていれば販売することができます。

(登録販売者は、第1類を販売できません)

第3類: 副作用 弱

第3類は、副作用が弱い薬ですが、これも販売をするのに、登録販売者の資格が必要です。

(特に副作用が無いもので、コンビニで販売可能なものもあります)

 

薬剤師、登録販売者の方は、ドラッグストアで制服・名札の着用が義務付けられているので、今度お店に行ったときに見てみてくださいね。

薬事法では、薬剤師または登録販売者がいない場合、医薬品の販売を行なってはいけないことになっています。

 

副作用

薬剤師

登録販売者

第1類

強い

×

第2類

中ぐらい

第3類

弱い

 

衣料品

 

youhuku

衣料品は、肌着などの実用衣料と、ファッション衣料の2種類があります。

下着と上着、と考えれば分かりやすいですね。

 

ファッション衣料に関しては、仕入れにいろいろな形態があります。

 

① 買取

これは普通の仕入れです。お金を払って、商品を仕入れる方法です。

② 委託

お金を払って商品を仕入れますが、売れなかった分はメーカーに返品できる、という方法です。

③ 消化

メーカーが商品を店頭に置いて、売れた分だけ、仕入れとして計算してメーカーにお金を払う方式です。

家庭常備薬で、使った分だけお金を払うのと同じような考え方です。

 

委託や消化は、衣料業界だけに見られるやり方ではありませんが、主に百貨店で行われている方式です。

お店にとっては、在庫リスクがなく、新しい商品をどんどん仕入れられるメリットがあります。

また、メーカーや卸売業者にとっても、新規取引を狙う場合には、とりあえず店に置いてもらえるというメリットがあります。

 

ただ、リスクが無いということは、働いている人が考えなくなるということでもあります。

百貨店側も仕入れの能力が低下していくデメリットの方を重視して、百貨店での委託や消化の比率は減ってきているようです。

 

SPA

 

その他、衣料品に特有の流通形態として、SPA というものがあります。

SPAの代表はユニクロで、販売店が企画した商品を、販売店自身が生産まで行うことをいいます。

あとは、GAP も SPA です。

(全然覚える必要ありませんが、Speciality store retailer of Private label Apparel の略です)

生産から販売までを一手に行なうことで、コストを削減できて、安くて良いものを提供することが出来ます。

 

テキストには読みがなが書いてありませんが、エスピーエーと読みます。スパと読んでしまうと、温泉になってしまいます!

 

化粧品

 

化粧品は、ドラッグストアなどで販売されている「一般品」と、デパートなどで美容部員が接客、実演を行いながら販売する「制度品」があります。

 

 

以上、今回は主要商品別の流通ということで、医薬品、衣料品、化粧品の回でした。

 

本日のまとめ

 

・医薬品には、副作用の高さに応じて3種類の分類がされています。

薬の販売には資格が必要で、薬剤師は全ての種類の販売が可能です。登録販売者は第2類、第3類の販売が可能です。

・百貨店に特徴的な仕入れ方式として、委託・消化があります。

・自社で企画した商品を、製造まで行うことをSPAといいます。

・化粧品には、制度品と一般品があります。

 

本日は、ソギュウ(超人タイプ)がお届けしました。

nikuman

キン肉マンを知らない方にとっては、なんのことやらですね。しかもちょっと気持ち悪い・・・

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ABOUTこの記事をかいた人

昭和48年広島県生まれ。現在も広島に住んでいます。 趣味は音楽鑑賞(邦楽、洋楽問わず、クラシック、童謡も)、マンガです。エクセルを効率的に使う方法を紹介して、あなたのお役に立ちたいと思っています。