残業の規制と副業解禁が同時にやってきたら世の中どうなるの?を考えてみました

こんにちは、「今より仕事を楽に回そう」デスクワークラボの吉井良平です。

 

電通での問題から、長時間労働に対して話題になっていますよね。もちろん問題はそれ以前からあって、政府目標は平成32年までに、

週の労働時間が60時間以上の労働者の割合  5%以下
年次有給休暇の取得率           70%以上

という目標を掲げているということです。(厚生労働省のパンフより

同時に、働き方改革の一環として、副業を解禁する動きも始まっています。

実際にこのような社会になるかどうかは置いておいて、「もし実際に残業がなくなって、副業もOKな世の中になったらどうなるの??」という点はあまり議論がないようなので、ちょっと考えてみました。

長時間労働と副業解禁の流れ

 

長時間労働については、ワークライフバランス(仕事と私生活のバランス)の面と、時間あたりの生産性の観点で、いろいろな議論があります。

政府も長時間労働の削減に向けて、中小事業者にいろいろ助成金を出しています。(厚生労働省のページ

資金のない会社が競争力を確保するには労働時間を増やすのが一番手っ取り早いところがあるので、完全になくなるとは思えませんが、基本的には少しずつ労働時間が短くなっていくんじゃないかな、と思います。

 

副業解禁については、「そもそも長時間労働をしてたら副業なんてできないでしょ~」と思うところはありますが、2016年2月にロート製薬が副業解禁したことが話題に取り上げられて、好意的な議論も結構多いことから、副業を許可する会社も少しずつ増えていくと思われます。

政府の働き方改革の議題にもなっているらしいですし。

(参考記事:東洋経済オンライン ロート製薬の「副業解禁」が示す本当の意味

 

まぁでも、今のところあまり現実味がないのか「じゃあ実際にどんな世の中になるのか?」ということについて書かれた記事は見つからなかったので、(思いつきではありますが)私の予想を書いてみます!

 

伸びる産業

 

長時間労働が無くなった場合に、確実に伸びる産業をまず考えてみました。

 

レジャー産業

 

「仕事の時間が減る → 余暇の時間が増える」ということなので、レジャー産業は確実に伸びますよね。

 

有給休暇の取得率が増えたら、旅行に行く人も増えるでしょう。

仕事から早く帰って、スポーツ観戦なんかも増えるでしょうね。

私は広島の人ですが、広島には「カープを見に行く日は、早く仕事を終わらせる」という文化が根付いている(?)ので、地域スポーツ団体なんかも有望ですよね。

プロ野球の球団は増えないかもしれませんが、JリーグはJ3まで含めるとたくさん地域クラブがありますもんね。

 

見るスポーツだけじゃなくて、「するスポーツ」も増えそうです。会社から早く帰って、フットサルをやったり、バスケやバレーをやったり、マラソンに挑戦してみたり等々。

スポーツだけじゃなくて、地域楽団を作って音楽会をしたり、なども増えそうですね。

中学校で、学校の先生が仕方なく未経験の部活の顧問をしている場合も多々ありますが、仕事を早く終えた人が部活の指導をする、なんてことも増えそうです。

 

早く帰って、映画を見たりすることも増えるでしょう。若い人のデートの頻度も増えるので、おしゃれな飲食店や、ラブホテルなんかも有望なんじゃないでしょうか。(もっと言えば、コンドームとか)

デートの頻度が増えれば、今よりも結婚年齢が早くなって、少子化に歯止めがかかるということもあるかもしれません。

 

教育(自己啓発)産業

 

早く帰って、社会人が勉強する機会も増えると思われます。

趣味と実益を兼ねて、英会話を習ったり、パソコン教室に通ったり、ということも増えそうです。仕事を短時間で終わらそうと思ったら、個人の実力を高めることも大事ですもんね。

 

まったくの趣味の教室も増えるでしょう。

早く帰る→早く家に帰る→食事を家でとる機会が増える、と考えると、料理教室なんかも良さそうです。「釣りをして自分でさばく」なんてことも増えるかもしれませんし^^

 

「今までやりたかったんだけど、時間がなくてできなかった」ということもできるようになりますよね。地域のカルチャーセンターで、絵を習ったり、楽器を習ったり、歌を習ったり、手芸を習ったり・・・ということも増えそうです。

 

副業解禁ということで、習い事の講師になったり、スキルを取得して副業マーケットに乗り出す、ということもあるでしょう。

 

その他

 

家にいる時間が長くなると、地域活動が盛んになる可能性もあります。

地域の祭りで踊ったり、神輿をかついだりとか、多少の練習や準備が必要なものにも参加できるようになりますよね。

 

早く帰ると宅飲みが増えるので、缶ビールの消費が増えるとか、時間もできるし残業代も減るので、趣味と実益を兼ねて自宅の庭で野菜を育てたりとかも増えるかもしれません。

 

会社の拘束時間が短くなって、副業解禁の流れが増えると、異業種交流会のようなものも確実に増えそうです。

情報発信と多少の広告収入などを当てにした、ブログ発信やYoutube発信なんかも増えそうです。

 

いろいろいいことがありそうですね!

 

働き方が変わる

 

生産性重視

 

これまでよりも短い時間で、同じ成果を上げようとすると、働き方は生産性を重視したものになってきますよね。

今でもIT化の流れは進んでいますが、これまで以上にIT化の流れが加速していくと思われます。

IT企業も競争が激しくなり、ソフトの低価格化が進んでいくでしょう。

 

また「夜討ち朝駆け」的な、長時間労働を前提とした営業活動ができなくなるので、ホームページなどを活用した集客や、企業のブランディングも重要性を増していくと思われます。

むやみやたらと営業攻勢をかけるよりも、よりマーケティング重視になっていくのではないでしょうか。

 

副業解禁ということで、一定のスキルを持った人が、市場にあふれてくる可能性もあります。

ランサーズ、クラウドワークス、ココナラみたいな場所で、専門性を持った仕事の競争が激しくなる可能性があります。(今でも充分に買手市場ですけど)

私のようなフリーランスの人には厳しい社会ですが、より専門性を高めていく努力をしていかないといけませんね。

 

頭脳労働の重要性が高まる反面、短時間で仕事を終えるためには規律を重視しないといけない面もあり、「考える人」「働く人」の二分化が進むかもしれません。まぁこの辺は、そうなってみないと分かりません^^

 

衰退する産業

 

逆に衰退する産業があるかと考えてみると・・・

 

残業のために使っていた電気代が減るので、電力消費が減るかもしれません。でもその分、家庭の電力消費が増えるので、とんとんか、逆に増えますかね??

残業代が減って所得が減る可能性も充分にあって、早く帰ることもあり、家庭で食事を作ることが増えそうです。ファミレスなどの外食産業は厳しそうです。

残業で終電が無くなった際の交通手段としてのタクシーは、需要が減ると思われます。でもその分、定時時間内のタクシー利用が増えるかもしれません。

勤務時間が短くなると、その分通勤にかける時間が長くなっても良くなるので、これまでよりも郊外に住む人が増えるかもしれません。

接待なんかも勤務時間と言えば勤務時間なので、接待も減るかも・・・

 

まぁいろいろ考えるとキリが無いので、まずはこの辺で終わらせておきます^^

 

まとめ

 

実際に政府目標通りになるかどうかは、とても疑わしいですが、基本的には少しずつ労働時間が短くなっていくことは間違いないと思います。

それぞれの業種で、ここ数年の間にいろんな変化が起こってくる可能性が大いにある、確実に変わっていくはずなので、1度はこんなことを考えてみるのも良いですよ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

昭和48年広島県生まれ。現在も広島に住んでいます。 趣味は音楽鑑賞(邦楽、洋楽問わず、クラシック、童謡も)、マンガです。エクセルを効率的に使う方法を紹介して、あなたのお役に立ちたいと思っています。