陳列器具別のディスプレイパターンまとめ

こんにちは、吉井良平です。

 

今回は、実際にお店に商品を並べていく方法について見ていきましょう。陳列方法に関しては、よく試験に出てきますので、一つ一つの名前とメリット・デメリットを覚えていってくださいね。

 

ディスプレイの基本

 

ディスプレイとは、展示する、陳列する、という意味です。見せる、という意味で、パソコンやスマホの画面のこともディスプレイといいますよね。

 

商品をただ陳列するのではなくて、お客さんが買いやすいよう、お店側が作業しやすいよう、考えて陳列をする必要があります。

 

買いやすいを分析する

 

「買いやすい」ということを、もっと詳しく考えてみましょう。

 

① 商品が見やすい

商品が見えなければ、どんな商品があるか分からないので、お客さんは気付かないですよね。

② 商品が手に取りやすい

商品をただ眺めるよりも、実際に触って確かめた方が安心して買い物ができます。

③ 商品が選びやすい

棚割の回でやったように、似た商品は近くに並べて、いくつかある中から商品を選べるようにしておく必要があります。

いくつかある中から選べた方が、お客さんの買い物に対する満足感につながります。

④ 商品の種類が豊富

これも、たくさんある商品の中から選べた方が、買い物に対する満足感が高まります。

⑤ 商品が魅力的

ディスプレイ方法を工夫することで、商品を魅力的に演出することができます。

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陳列器具による分類

 

ディスプレイパターンを陳列器具によって分けると、9種類あります。

 

ゴンドラ陳列

 

棚がついた什器(じゅうき)=ゴンドラ に、陳列していく方法です。

スーパーやコンビニなどで、一番おなじみの陳列方法ですね。

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メリットは、

  • 関連商品が選びやすい
  • 商品のフェイスが揃えやすい
  • 在庫管理が容易

です。

デメリットは、

  • 売れたら手前に空きスペースができやすい
  • ディスプレイが単調になりやすい
  • 目立つ部分と目立たない部分ができる

です。

 

デメリットの「目立つ部分と目立たない部分」に関して、もう少し詳しく説明しますね。

 

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ゴンドラは棚になっているので、棚の高さによって商品の見やすさ、手に取りやすさが変わってきますよね。

この中で、最も手にとりやすい高さのことを ゴールデンライン といいます。

高さは正確に決まっているわけではありませんが、大体85cm~125cmの範囲です。

 

小さな子供にとっては、下側の棚の方が取りやすいので、コンビニだと子供向けのお菓子は下側の方に並んでいますよね。

 

平台陳列

 

平台(ひらだい)に陳列する方法です。

平台とは、平らな台で、テーブルだったりバーゲン用のワゴンだったり、とにかく平らな台です。

こんな風に関連商品をまとめて陳列したり・・・

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バーゲンセールでも活用されています。

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平台陳列のメリットは、

  • 店内の見通しが良い
  • 商品を山積みして大量販売が可能
  • 商品の補充、整理が簡単
  • 商品に触れやすい
  • 平台を移動させることができる
  • テーマを作ることが出来る

です。

反対にデメリットは、

  • 横幅が広く、スペースが必要
  • 商品が崩れやすい
  • 商品が傷みやすい

です。

 

ハンガー陳列

 

その名のとおり、衣料品をハンガーにかけて陳列する方法です。

 

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この左側です

メリットとしては、

  • 型崩れしにくい
  • 商品に触れやすい
  • 早く陳列でき、作業がしやすい

デメリットは、

  • 商品のサイズが確認しにくい
  • 商品の正面が見にくい
  • 汚れやすい

があります。

ハンガーにかけておくと、肩の部分がむき出しなので、ホコリがついたりするのです。

 

フック陳列

 

商品をフックにかけて陳列する方法です。

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お菓子とか、コンビニやホームセンターで売っている文房具とか、穴が空いているパッケージを、フックに吊るしていきます。

メリット

  • 見やすい
  • 在庫量がすぐ分かる、整理しやすい

デメリット

  • 大量に陳列できない
  • 商品を取りにくい

 

ボックス陳列

 

箱状になった陳列器具に、商品を分類しながら陳列する方法です。

先ほどの絵の右側、Tシャツがサイズ別に分類されて陳列されています。

 

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メリット

  • 商品の分類がかんたん、分類基準が明確

デメリット

  • 商品のデザインが見にくい
  • 商品を整理するのに時間がかかる

 

ショーケース陳列

 

ガラスのショーケースに商品を陳列して、必要に応じて販売員が商品を取り出す方法です。

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ケーキなどの温度管理が必要で型崩れが心配な商品、宝石や時計など高額な商品で防犯上の必要性がある商品は、ショーケースでの販売になります。

メリット

  • 商品が汚れにくく、高級感が演出できる

デメリット

  • 商品陳列に時間がかかる
  • 商品に触れにくい
  • 専門知識を持つ販売員が必要

 

カットケース陳列

 

これは商品が入っていたダンボール箱をカットして、そのまま陳列する方法です。

ディスカウントストアでは良くみかけますね。

とあるスーパーのホームページより

横浜市のスーパーblooming boomyさんのページからお借りしました

メリット

  • 大量陳列ができる
  • 安さをアピールできる

 

デメリット

  • ダンボールのカットに時間がかかる

 

エンド陳列

 

ゴンドラ陳列の応用で、ゴンドラの端(エンド)の部分に商品を大量陳列する方法です。

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通路側にあるので、お客さんの目につきやすく大きな販売量が見込めます。

新商品や季節商品など、売りたい商品を訴求できる反面、通路をふさぎやすい、売り場が乱れやすいなどのデメリットがあります。

 

ステージ陳列

 

売り場の中にステージを作って、そこに商品を陳列する方法です。

例えば、ひな祭りの時期におひなさまをステージに飾って、その近くに関連商品を置いたりなど、季節感を演出することができます。また、来店客が楽しむことができ、お店の好感度アップにもつながります。

デメリットは、スペースが必要なことと、陳列に時間がかかるです。

 

まとめ

 

・ディスプレイは、お客さんが買いやすいよう、店側が作業しやすいよう、考えて行います。

・ゴンドラ陳列で、最も手に取りやすい高さのことを、ゴールデンラインといいます。

・ハンガー陳列は型崩れしにくい反面、サイズが分かりにくい、商品のフェイスが見えない、汚れやすいというデメリットがあります。

・ボックス陳列は、商品の分類が簡単になる反面、見えにくい、作業に時間がかかるというデメリットがあります。

・ショーケース陳列は、商品をショーケースの中に入れ、必要に応じて販売員が取り出す仕組みです。

・その他、平台陳列、フック陳列、カットケース陳列、エンド陳列、ステージ陳列があります。

 

この辺りは内容は全く難しくないですが、頭がこんがらがるかもしれません。

試験では、ひっかけ気味のような問題が多いですが、内容が分かっていれば、落ちついて考えれば解ける問題ばかりです。

落ち着いてやっていきましょう!

 

次回は、販売方法別のディスプレイ方法です。

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ABOUTこの記事をかいた人

昭和48年広島県生まれ。現在も広島に住んでいます。 趣味は音楽鑑賞(邦楽、洋楽問わず、クラシック、童謡も)、マンガです。エクセルを効率的に使う方法を紹介して、あなたのお役に立ちたいと思っています。