百貨店とコンビニエンスストアの特徴を知ろう!

こんにちは。吉井良平です。

今回は、小売業の類型のようやく最終回、百貨店とコンビニエンスストアについてです。

 

百貨店とは?

 

百貨店とは、一つの企業(単一資本)により、質の高いサービスにより、いろいろな商品を販売する店舗のことです。

いろいろな商品 = 百の貨物 で、百貨店です。

英語のデパートメントストア、から、デパートともいいますよね。

販売士3級の過去問を数年分やってみたところ、定義については問題に出ていませんでしたので、このぐらいにして、実際の特徴をみていきましょう。

百貨店

百貨店の特徴

 

① 対面販売が基本です

セルフサービスではなく、接客によって質の高いサービスを行なっています。

② 商品は高級品が多い

衣料品を中心に、雑貨や宝飾品などを取り扱っています。

スーパーと比べると、高級な商品が多いですよね。

スーパーは低マージン(利益)高回転、百貨店は 高マージン低回転 です。

③ 仕入れは店舗ごとが多い

百貨店も、チェーン展開(第7回のレギュラーチェーンを参照)ですが、本部が仕入れをすべて決定している例は少なく、現場のお店に任されていることが多いです。

④ 大都市に一店舗ずつ出店

いわゆるチェーン店のように、小さなお店がたくさんあるのではなく、大きな町に大きな店舗が一つずつ出店しています。

一つの店舗が大きいので、仕入れもお店ごとになっているというところもあります。

⑤ 外商部門がある

外商という言葉を聞いたことがない方もいると思いますが、外商(がいしょう)とは文字どおり、お店の外に出て行って販売をする方法です。

外商にも個人部門と法人部門があって、個人部門は上得意客、よく買ってもらっているお客さんの家庭に出かけて、そこでいろいろな商品を提案して販売します。

法人部門は、会社とか官公庁とかを訪問して、お歳暮やらお中元などを販売しています。

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百貨店の課題

 

第4回の衣料品の販売のところで出てきましたが、衣料品には委託販売消化仕入という制度があります。

委託販売: 仕入れはするが、売れ残ったら返品が可能

消化仕入: 商品が売れた時点で、はじめて仕入れを計上する。お店は場所を貸しているだけ。

 

百貨店としては、季節商品や流行商品を、在庫を気にせず販売できるというメリットはありますが、デメリットとして、仕入能力が低下してしまいました。

また、仕入れ先から派遣された社員が販売を行なうケースも増えていて、情報収集能力も低下していっていました。

なので、最近は百貨店も 自主マーチャンダイジング(百貨店が自ら商品を仕入れして販売する)に力を入れています。

 

コンビニエンスストア

 

コンビニエンスストア(CVS)は、コンビニエンス(便利)を提供するお店です。

 

cvs

コンビニの定義

 

① 飲食品がメイン

日配品(日持ちしない、冷蔵が必要な食品)・加工食品(弁当、おにぎりなど)が、主力商品です。日持ちしない商品を扱うので、消費期限切れを防ぐために POSシステム という情報システムを使いこなしています。

(POSシステムとは、後でまた詳しく出てきますが、簡単にいうとレジでバーコードを読み取って、販売時点の情報を管理するやり方)

② 売り場面積が 30m〜 250m2

250mを超えると、分類上はスーパーマーケットになります。

③ 営業時間が 14時間以上

だいたい24時間営業のところが多いですよね。

 

コンビニの特徴

 

① フランチャイズチェーン制をとっているところが多い

第7回で出てきたチェーン方式のうち、フランチャイズチェーン制を採用していることが多いです。(直営店もあります)

フランチャイズ制とは、本部(フランチャイザー)と加盟店(フランチャイジー)が契約により、本部が経営ノウハウを提供するかわりに、加盟店がロイヤルティを支払う方式のことです。

加盟店は、もともとは町の酒屋さんだったりで、契約によってコンビニは急速に店舗を拡大していきました。

(2015年で、全国に5万店以上)

② 取り扱い品目を増やしている

消費者の”便利”を追求しているので、公共料金の支払い、宅配便の受付、コピー・ファックス、銀行ATM、最近ではコーヒーやドーナツの販売もしていますよね。

ドラッグストアのところにもあったように、医薬品の取り扱いをはじめているお店もあります。

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まとめ

 

・百貨店は、高マージン低回転の商品を、対面で販売する店舗です。

・百貨店の仕入れは、お店ごとに任されている場合が多い。

・百貨店には外商部門があります。

・百貨店は、従来の委託販売、消化仕入れから、自主マーチャンダイジングに力を入れています。

・コンビニエンスストアは、30〜250m2の広さで、営業時間14時間以上の店舗のことをいいます。

・コンビニの多くは、フランチャイズ方式によって店舗数を増やしてきました。

・コンビニはお客の便利を追求するため、さまざまな商品を取り入れています。

 

 

今回は、ソギュウ(がんこオヤジ)がお届けしました!

jinamihei

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ABOUTこの記事をかいた人

昭和48年広島県生まれ。現在も広島に住んでいます。 趣味は音楽鑑賞(邦楽、洋楽問わず、クラシック、童謡も)、マンガです。エクセルを効率的に使う方法を紹介して、あなたのお役に立ちたいと思っています。