小売業の物流に関して、基本的なコトをおさえよう!

こんにちは! 吉井良平です。

 

今日もトラックの運転手さんがいろんな荷物を運んでいますね。

今回はその物流の話です。

あまり細かいことまでは出題されないので、おおまかなところをおさえていきましょう!

 

物流の役割

 

物流とは、言葉の通り「物の流れ」です。

販売士3級の試験には出ませんが、商品の所有権が移転することを「商流」といって、商品の移転にともなってお金が支払われて受け取ることを「金流」といいます。(ちょっと難しい言葉ですが)

 

物流の役割としては、次の3つがあります。

 

① 場所の隔たりを取り結ぶこと

② 時間の隔たりを取り結ぶこと

③ の隔たりを取り結ぶこと

(*隔たり:へだたり - 離れていること)

 

あなたがこの記事を読んでいるスマホやパソコンは、地球上のどこかで作られた物ですよね。作っている場所から、消費者の手元までの、場所の隔たりを、物流がつないでいるのです。

また、物が作られた時と物が販売されるまで、作った人から買う人まで、の時間と人の隔たりを、物流がつないでいます。

buturyu

外国からは船。陸送は貨物列車もありますし、トラックが主流です。

 

小売業の物流の種類

 

小売業の物流には、次の4種類があります。

 

① 調達物流

仕入先から店舗に届くまでの物流です。

② 販売物流

お店から、消費者のところに届ける物流です。

商品が大きいもの(家具など)は、お客さんの家まで届けますよね。

あとは、会社に納品する物などは、お店から会社に届けたりすることがよくあります。

③ 社内間移動物流

チェーン店の場合は、A店の在庫がなくなったのでB店の在庫を借りる、ということがたまにありますよね。

④ 返品物流

お店や物流センターから、仕入先に商品を返品する物流です。

委託販売の場合は、返品物流も一般にあります。

あと、不良品、ダメージ商品(途中で割れたり潰れたりしたもの)を返品する場合もあります。

物流センター

 

チェーン店の場合は、物流センターを持っていることが多いです。

物流センター(Distribution Center: 略してDCともいう)は、一定量の商品在庫を持っていて、そこから各店舗へ仕分けして発送する機能を持っています。

ロジスティクスセンターと呼ぶ場合もあると思います。

各取引先からバラバラにお店に配送するよりも、物流センターでいったん取りまとめた方が、配送回数も減って、物流コストも安くなります。

 

 

物流

 

最近の物流の傾向

 

情報システムが発達することによって、お店の在庫把握が簡単になり、発注作業も大幅に楽になってきました。

小売業から卸売業、メーカーへの連絡も、昔は電話、FAXだったものが、データによって行われるようになり、卸売業、メーカーの受注作業も大幅に軽減しています。

 

また小売店側も消費者のニーズが多様化しているため、これまでより多品種少量の在庫を持つようになっています。消費者がより新鮮な商品を求める傾向もあります。

 

小売業は在庫をあまりたくさん持ちたくないので、昔よりも納品の回数が増え(多頻度)、一回の納品数量は少なくなってきています。(これを、多頻度小口物流といいます)

 

ただ、あまりに多頻度になると物流コストや受け入れ作業のコストが高くなります。

また、排気ガスなどの環境問題も出てきています。

現在は、多頻度小口物流と、物流コストのバランスをとるように、物流の世界も変わり始めています。

 

まとめ

 

・物流の役割は、場所、時間、人の隔たりを、取り結ぶことです。

・小売業の物流には、調達物流、販売物流、社内間物流、返品物流があります。

・物流センターは、いろんな取引先から届いた商品を在庫し、各店舗に振り分ける機能があります。

・情報化の進展、消費者ニーズの多様化にともない、多頻度小口物流が増えています。

 

本日は以上です! 次回は、お店の販売管理のツール、POSシステムについて紹介します!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

昭和48年広島県生まれ。現在も広島に住んでいます。 趣味は音楽鑑賞(邦楽、洋楽問わず、クラシック、童謡も)、マンガです。エクセルを効率的に使う方法を紹介して、あなたのお役に立ちたいと思っています。